将来稼ぎたい多浪学歴厨の知り合いにイライラしている話 1
2浪の知り合いAが大学に合格したが、とうの本人は第一志望に合格できなかったため喜んではいなかった。長い浪人生活を終えた安堵はあったようだが。
Twitterを見ていると浪人/元浪人生の就職についての呟きが時々流れてくる。どれもこれも間違っているのだが‥彼らは学歴に拘りすぎて就職の強さやその給料もその序列になっていると信じている。そしてAもそうだった。
A「アメリカに行ってる友人に留学を勧められた。野心的になったほうがいい。日本でダラダラしていても仕方ないんだと」
それを聞いた私は、『行くならすぐいけ。それが出来ないなら今受かったところで4年間過ごせ』と返したのだが本人ははぐらかす。行くつもりが全く無いのが分かる。なのに今の大学に通い続ける価値を感じないらしい。それならば入らなければよいのに、金を稼ぎたいくせにやっていることがおかしい。時間と金の無駄だと伝えると
A「親に申し訳ないから」
と答えた。結局夢だけ大きくて何も行動に移さずのんびりしている状態が心地よいのだ。もう救いようがない。
「ニューヨークのロースクールに行きたい」「パン職は嫌」「俺には明るい未来はない」「3浪はしないから編入を目指す」
このような言葉を次々と吐き出すが、一々指摘するのも面倒になったので本人には言わなかった。
ーーーーー大学受験ごときで落ちまくった男が法曹目指して司法試験に受かりたい?舐めているのかと。稼ぎたいくせに稼げない仕事を選びたがったり文系のくせに編入しようとしたり。頭が悪い。そもそもそれがやりたいことなのかも怪しいのだ。ネームが良さそうな物になりたいという5歳のような思考。そしてパン職とはなんだと、カッコつけやがってと。明るい未来はないところは正しい。ーーーーー
やりたい仕事と稼ぎがマッチすればそれは素晴らしいことだと思う。しかしそれを実現できる人なんてほんの一握りで、20歳になってこんなことを言う男が叶えられるわけがないのだ。そうなれば、やりたい仕事(この場合やりがいではなく楽という意味でも良い)か、疲れるが金を貰えることをするかのどちらかしかない。彼はそれすら分かっていない。
バイトでも食べていける。本人にその助言をしたら「死ね」と言ってきた。彼はフリーターをバカにしているのだろうが、彼はそのバイトすらまともにしたことがないのだ。奨学金も借りて多浪してまともに働いたこともない20歳がフリーターを下に見ている。自分がどれだけの下層も下層に属しているか分かっていない。
Aは友達がタワマンに住んでる、海外に留学してる、親戚や妹が学歴があると周りの自慢ばかりをする。これはコンプというよりは自分の近い人間を上げることで自分も成功しているように思い込む一種の快楽的な自傷行為なのだろう。
私は「そいつらみたいなことしたいなら今すぐ動けばいいじゃん」と伝えた
A「自分で考えるのにも時間がいる」
自分がどれだけのビハインドを抱えていて余裕な時間がないか分かっていないからこういう発言ができるのだろう。宅建だってずっと取りたいとほざいているが勉強すらしていない。大学に入ってからやりたいことを考えるではあまりにも遅すぎるし、自分がどれだけ怠惰か分かっているだろう。先延ばしにするんじゃない。来月宅建がある(無いが)覚悟でこの瞬間から取り組まなければ。そこまでやりたい仕事じゃないから宅建を取らないなんて言っている暇はないということを言いたかった。言えなかった。